誰にだって表と裏はある。あなたは、どちらの顔が好きですか?
先月発売されました。
文学少女シリーズ最終巻、半熟作家と”文学少女”な編集者についての感想を書き連ねます。
ネタバレになりますので、まだ読んでいない人対策として続きは下をクリックしてどうぞ。
文学少女シリーズ最終巻、半熟作家と”文学少女”な編集者についての感想を書き連ねます。
ネタバレになりますので、まだ読んでいない人対策として続きは下をクリックしてどうぞ。
この男の子は何?
話が全く読めない!
誰もが初めに感じるであろう。
見栄をついつい張ってしまう。
そんな高校生、雀宮快斗のお話です。
快斗は小さい頃いじめられていました。
唯一自分を癒してくれる場所、それが図書館であり、作家となるきっかけの"初恋"をします。
作家になってからというものの、ネットでの掲示板を見ては自分の作品への中傷に苛立ち、編集者ともなかなか咬み合うことがありませんでした。
何度も対立して4人目の編集者。天野遠子と出逢います。
遠子は図書館の司書のアルバイトをしていたお姉さんに似ており、自分の作品の主人公が伊勢物語の主人公、業平と重なって見えると告げられます。
まさにその通りであり、本の内容を語る遠子から目を反らせられない。
それは嫌なものではなく、懐かしく温かなものでした。
今まで知らなかった読者との距離を感じ、自分の作品の影響力を受け止め成長する中、いつしか遠子に恋心を抱くようになります。
しかし学校での事件を機会に遠子が結婚するという話を聞き、失恋した快斗は自分の原点である伊勢物語の舞台、伊豆に一人で行ってしまいます。
可愛いですよね。
普段強がっている子でも取り乱すことはあるんです。
特にこの子は感情が激しい子なのでギャップ萌えでしょうか。
しかし一人になりたい快斗の気持ちは知らずか知ってか、伊豆まで追いかけてくる遠子。
そこで失恋したということを聞き、伊勢物語の作者も失恋した直後に伊勢物語を書いて有名になったのだと話す。
そのまま旅館で2人は一週間缶詰めになり、最高の作品を作りあげる。
快斗は遠子の結婚を受け入れ、天野遠子と井上ミウ(井上心葉)を祝福する。
そう!遠子と心葉くんは作家と編集者という関係で付き合っていたんですよ!
それも結婚というハッピーエンドまで!
2人はずっと結ばれてほしいと願っていた読者の一人としてとても嬉しかったです。
冗談ではなく泣きました。
快斗はスッキリした状態で、小さい頃に通っていた図書館へ足を運びます。
すると、昔の自分を見るかのように図書館の隅で泣いている男の子を見つけます。
今度は快斗がその子に本の面白さを伝え、また会って本の話をしようと約束をします。
そこで辞めてしまったはずのアルバイトの司書の人と再会します。
彼女は正式に司書となったそうでした。
そして仕事の後に話したいと告げる快斗。
遅くても待つと、日坂に伝えるのです。
ここで繋がりますよね。
文学少女見習いだった日坂です!
彼女が今や図書館の司書にまでなったのです。
遠子をライバル視し、心葉を大好きで仕方なかったあの日坂です。
全てが繋がりましたね。
日坂という名前を聞いたときは思わず声をあげました。
嬉しい。
全て嬉しい話ばかりです。
ハッピーエンドいいですね。
話はここまでになるので、続きは読者が”想像”するしかありません。
私はたとえ2人が結ばれなかったとしても、結ばれたとしても、きっといい方向へ進んでいくだろうと思っています。
それにしてもあのふわふわな髪の小さかった日坂が司書か…。
想像以上に立派になりましたよね。
快斗もどんどん作家として成長してほしいです。
文学少女シリーズもこれで終わりということで、この場を持ってお礼を言わせていただきます。
野村 美月様
竹岡 美穂様
編集に携わった皆様
印刷してくださった皆様
本を置いてくださったお店の皆様
私は本を購入していただけですが、一緒に支えてくださった読者のみなさん!
本当にありがとうございました!!
話が全く読めない!
誰もが初めに感じるであろう。
見栄をついつい張ってしまう。
そんな高校生、雀宮快斗のお話です。
快斗は小さい頃いじめられていました。
唯一自分を癒してくれる場所、それが図書館であり、作家となるきっかけの"初恋"をします。
作家になってからというものの、ネットでの掲示板を見ては自分の作品への中傷に苛立ち、編集者ともなかなか咬み合うことがありませんでした。
何度も対立して4人目の編集者。天野遠子と出逢います。
遠子は図書館の司書のアルバイトをしていたお姉さんに似ており、自分の作品の主人公が伊勢物語の主人公、業平と重なって見えると告げられます。
まさにその通りであり、本の内容を語る遠子から目を反らせられない。
それは嫌なものではなく、懐かしく温かなものでした。
今まで知らなかった読者との距離を感じ、自分の作品の影響力を受け止め成長する中、いつしか遠子に恋心を抱くようになります。
しかし学校での事件を機会に遠子が結婚するという話を聞き、失恋した快斗は自分の原点である伊勢物語の舞台、伊豆に一人で行ってしまいます。
可愛いですよね。
普段強がっている子でも取り乱すことはあるんです。
特にこの子は感情が激しい子なのでギャップ萌えでしょうか。
しかし一人になりたい快斗の気持ちは知らずか知ってか、伊豆まで追いかけてくる遠子。
そこで失恋したということを聞き、伊勢物語の作者も失恋した直後に伊勢物語を書いて有名になったのだと話す。
そのまま旅館で2人は一週間缶詰めになり、最高の作品を作りあげる。
快斗は遠子の結婚を受け入れ、天野遠子と井上ミウ(井上心葉)を祝福する。
そう!遠子と心葉くんは作家と編集者という関係で付き合っていたんですよ!
それも結婚というハッピーエンドまで!
2人はずっと結ばれてほしいと願っていた読者の一人としてとても嬉しかったです。
冗談ではなく泣きました。
快斗はスッキリした状態で、小さい頃に通っていた図書館へ足を運びます。
すると、昔の自分を見るかのように図書館の隅で泣いている男の子を見つけます。
今度は快斗がその子に本の面白さを伝え、また会って本の話をしようと約束をします。
そこで辞めてしまったはずのアルバイトの司書の人と再会します。
彼女は正式に司書となったそうでした。
そして仕事の後に話したいと告げる快斗。
遅くても待つと、日坂に伝えるのです。
ここで繋がりますよね。
文学少女見習いだった日坂です!
彼女が今や図書館の司書にまでなったのです。
遠子をライバル視し、心葉を大好きで仕方なかったあの日坂です。
全てが繋がりましたね。
日坂という名前を聞いたときは思わず声をあげました。
嬉しい。
全て嬉しい話ばかりです。
ハッピーエンドいいですね。
話はここまでになるので、続きは読者が”想像”するしかありません。
私はたとえ2人が結ばれなかったとしても、結ばれたとしても、きっといい方向へ進んでいくだろうと思っています。
それにしてもあのふわふわな髪の小さかった日坂が司書か…。
想像以上に立派になりましたよね。
快斗もどんどん作家として成長してほしいです。
文学少女シリーズもこれで終わりということで、この場を持ってお礼を言わせていただきます。
野村 美月様
竹岡 美穂様
編集に携わった皆様
印刷してくださった皆様
本を置いてくださったお店の皆様
私は本を購入していただけですが、一緒に支えてくださった読者のみなさん!
本当にありがとうございました!!
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