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誰にだって表と裏はある。あなたは、どちらの顔が好きですか?
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前回物語と大げさな表現をしすぎました
ただの少年の過去話です

思えば中学校から少年は道を誤ったのかもしれません

中学では他小学校の生徒と一緒になります
少年は小学校の2.5倍となる生徒数に戸惑いを感じます
そんな中、出席順で前にいた男子生徒に声をかけます
その男子生徒は少年より身長がずっと高く、元の学校からの子からは嫌われているようでした
話していても特に不審なところがないと思うと、少年はかばうようになります
しかし、少年までいじめを受けそうになると突然突き放すようになるのでした
自分まで嫌われたくないという理由で、初めての友達を自らの手で突き放し、裏切るのでした
それからは酷いものでした
裏切られたと自覚する男子生徒は少しの事で暴れるようになります
給食を床に叩き付けたり、電卓を破壊したりと誰もが恐怖を感じていました
それでも美術、音楽、家庭科、技術、理科と彼と同じ班で逃げることができません
彼の暴走を恐れ、突き放した自分への罪から逃れることができませんでした
彼は1年いっぱいで親の母国ブラジルへ引越しが決まり去っていきました
誰にも引越しのことを告げずに。
少年は開放された気持ちと同時に、別れの一言もなかった事から自分へいつまでも傷を癒せないようにするのかとうんざりでした

部活動では卓球部に入部
初めは外周、筋肉トレーニング、すぶりの毎日でした
少年は必死にくらいついていきます
卓球部は慣れるまでに時間がかかります
17人のうち15人が違う学校出身なのです
しかしこれは好機でもありました
少年の過去を知らない人が15人もいるのだから。
少年は団体戦に出ることはありませんでした
実力不足だったのです
個人選においても1年時に初戦突破は達成できませんでした
当時17人中8番

勉強の方は入学と同時に親に言われた塾に入ることになります
少年は1学期170人中50番台スタート
夏休みになると塾の教師と喧嘩をし独学をすると言い張ります
ところが少年は独学どころか部活ばかり一生懸命で成績はどんどん落ちていきます
1年も終わるときには馬鹿とテストの点数を競うほどになっていました
落ちぶれたことを実感していた頃、小学4年時に引っ越してきた双子の男子生徒が九州へ引っ越すことを耳にします
双子は二人とも成績優秀でした
勉強を毎日欠かさずしているのに落ちぶれた少年とも普通に接してくれて休み時間にはよく話す仲でした
引越しが悲しくて引っ越す前日にはたくさんの友達でお別れパーティーを開きます
そこでいつまでも友達と約束をします
少年は友達としていつまでもこんな馬鹿ではいけないと3月に塾に入るのでした
それは、ずっと友達としていて恥ずかしがられない人間になろうという少年の気持ちの表れでした
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霜月はるか ボーカルワークスアルバム第4弾 「星空アンサンブル」 - 2011.2.23(水) On Release

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